歴史系科目の勉強の順番について、
悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
例えば、
英語なら
単語や熟語を勉強して、
文法を学んで演習をし、
長文読解の練習をしてから
実戦問題の演習に取り組む、
といった大まかな流れがあります。
しかし、歴史系科目には
こういった王道の順番がありません。
また、歴史は暗記物であるために
塾や予備校で授業を取る人も
それほど多くない印象です。
自分で勉強しないといけないけど、
何から始めたら、
いつから始めたらいいかわからない、
という方に向け、
本日解説させていただきます。
日本史と世界史で細かい違いはありますが、
大まかな流れは同じですので、
今回は一緒にして解説を致します。
いつから始めればいいの??
まずは話の大前提として、
いつから始めた場合のスケジュールかを
決めさせていただきます。
今回は、
高校3年生の春から歴史系科目の勉強を開始したと
想定します。
受験勉強は早く始めれば早く始めるほど
有利になりますから、
当然高校3年生になる前から始められる人は
始めていただければと思います。
しかし、
大学受験において、
多くの人は社会系の科目よりも
英語や数学といった主要科目の学習を進める方が
優先度が高いですので、
大学1、2年生の間はそれらの学習に
時間が割かれることが多いでしょう。
そこで、今回は
高校3年生になった瞬間から
始めたという前提で
書かせていただきます。
いつから始めた場合のスケジュールかを
決めさせていただきます。
今回は、
高校3年生の春から歴史系科目の勉強を開始したと
想定します。
受験勉強は早く始めれば早く始めるほど
有利になりますから、
当然高校3年生になる前から始められる人は
始めていただければと思います。
しかし、
大学受験において、
多くの人は社会系の科目よりも
英語や数学といった主要科目の学習を進める方が
優先度が高いですので、
大学1、2年生の間はそれらの学習に
時間が割かれることが多いでしょう。
そこで、今回は
高校3年生になった瞬間から
始めたという前提で
書かせていただきます。
歴史系科目(日本史・世界史)勉強スケジュール
では、
高校3年生から大学受験までの
歴史系科目の勉強スケジュールを
解説させていただきます。
あらかじめ留意点をお伝えさせていただきますが、
このスケジュールは受ける大学のレベルや科目、
国立か私立かなどによって
適宜調節していただく必要があります。
あくまで参考として、
ご覧いただければと思います。
高校3年生から大学受験までの
歴史系科目の勉強スケジュールを
解説させていただきます。
あらかじめ留意点をお伝えさせていただきますが、
このスケジュールは受ける大学のレベルや科目、
国立か私立かなどによって
適宜調節していただく必要があります。
あくまで参考として、
ご覧いただければと思います。
通史:4月~5月
まず最初に、
通史の勉強から始めます。
通史とは、
歴史を一通り流れを追うことです。
いきなり細かい知識や年号を覚えるのではなく、
まずは大まかな流れをとらえます。
細かい知識だけを詰め込むと、
記憶が断片的になってしまい
効率が悪いからです。
ある事柄を覚えるにしても、
この事件の前に○○に攻め込まれ経済難に陥り、
それに不満を覚えた○○という人が
○○という反乱を起こした。
その後、○○という政策が制定された。
といった形で、
前後を含めた流れで記憶することで、
効率よく記憶することができます。
一見遠回りに見えるようですが、
まずは大まかな歴史を一通り
眺めるということを
実施してください。
これには
最初の1~2か月程度の期間をかけます。
使用する参考書は学校の教科書でもいいいですし、
通史用の参考書もいろいろと販売されていますので、
それらを購入されてもいいと思います。
1度だけでは頭に入らないかと思いますから、
時間がある限り何周もするようにしてください。
もちろん、
この過程で知識も頭に入りますから
これらを持って次のステップに進みます。
何度も繰り返すようで恐縮ですが、
この段階では流れを理解することが一番ですから、
1つ1つの知識を完璧に覚えるようなことは
しないでください。
通史の勉強から始めます。
通史とは、
歴史を一通り流れを追うことです。
いきなり細かい知識や年号を覚えるのではなく、
まずは大まかな流れをとらえます。
細かい知識だけを詰め込むと、
記憶が断片的になってしまい
効率が悪いからです。
ある事柄を覚えるにしても、
この事件の前に○○に攻め込まれ経済難に陥り、
それに不満を覚えた○○という人が
○○という反乱を起こした。
その後、○○という政策が制定された。
といった形で、
前後を含めた流れで記憶することで、
効率よく記憶することができます。
一見遠回りに見えるようですが、
まずは大まかな歴史を一通り
眺めるということを
実施してください。
これには
最初の1~2か月程度の期間をかけます。
使用する参考書は学校の教科書でもいいいですし、
通史用の参考書もいろいろと販売されていますので、
それらを購入されてもいいと思います。
1度だけでは頭に入らないかと思いますから、
時間がある限り何周もするようにしてください。
もちろん、
この過程で知識も頭に入りますから
これらを持って次のステップに進みます。
何度も繰り返すようで恐縮ですが、
この段階では流れを理解することが一番ですから、
1つ1つの知識を完璧に覚えるようなことは
しないでください。
一問一答:5月~6月
通史の勉強が終わったら、
細かい知識をインプットする段階に入ります。
これには、
一問一答を使用します。
「日本史 一問一答」や
「世界史 一問一答」と検索すれば
市販の参考書もいろいろと出てきますから、
どれを使っていただいても大丈夫です。
当然、
一周ではなく
覚えられるまで何周もするようにしてください。
そして、
このステップにかける期間は
概ね2か月程度と思ってください。
それは、この後詳細を記述しますが、
問題演習や過去問演習の期間が
一定必要になることを踏まえ、
これくらいの期間でこなす必要があると
思っているところです。
このステップで大切なことは、
自分の受ける大学のレベルに応じて
問題や知識を選ぶということです。
大学によって問われる知識のレベルは異なりますが、
一概に難易度の高い大学ほど
細かい知識が問われるということではありません。
難易度の高い大学でも、
歴史の知識を答えるのではなく
周囲の流れを踏まえた記述問題や
派生した資料を読み取る問題が
でたりします。
こういった問題に対しては、
細かい知識を覚えるのではなく、
時代背景や流れ、
その出来事の意図や理由を理解するための
勉強が必要となります。
ですから、
どの程度の知識レベルが必要かということを
踏まえた上で、
極力効率的に学習を進めることが大切です。
一番は塾や予備校、学校の教師に
聞ければいいのですが、
完全に独学で勉強されている方であれば、
この時期に自分で過去問を見てみるというのも
必要かもしれません。
細かい知識をインプットする段階に入ります。
これには、
一問一答を使用します。
「日本史 一問一答」や
「世界史 一問一答」と検索すれば
市販の参考書もいろいろと出てきますから、
どれを使っていただいても大丈夫です。
当然、
一周ではなく
覚えられるまで何周もするようにしてください。
そして、
このステップにかける期間は
概ね2か月程度と思ってください。
それは、この後詳細を記述しますが、
問題演習や過去問演習の期間が
一定必要になることを踏まえ、
これくらいの期間でこなす必要があると
思っているところです。
このステップで大切なことは、
自分の受ける大学のレベルに応じて
問題や知識を選ぶということです。
大学によって問われる知識のレベルは異なりますが、
一概に難易度の高い大学ほど
細かい知識が問われるということではありません。
難易度の高い大学でも、
歴史の知識を答えるのではなく
周囲の流れを踏まえた記述問題や
派生した資料を読み取る問題が
でたりします。
こういった問題に対しては、
細かい知識を覚えるのではなく、
時代背景や流れ、
その出来事の意図や理由を理解するための
勉強が必要となります。
ですから、
どの程度の知識レベルが必要かということを
踏まえた上で、
極力効率的に学習を進めることが大切です。
一番は塾や予備校、学校の教師に
聞ければいいのですが、
完全に独学で勉強されている方であれば、
この時期に自分で過去問を見てみるというのも
必要かもしれません。
問題演習:7月~9月
いよいよ実践的な問題演習に
入ります。
先ほどの一問一答とは異なり、
本番に近い問題で演習を進めます。
参考書については、
大学のレベル別であったり、
問題の形式別などで販売されています。
自分の実力や大学のレベルに合わせて
選んでみてください。
あるいは、
自分の受ける大学の
少し下のレベルの過去問や、
センター試験、共通テストの過去問を
解いてみてもいいでしょう。
これまで頭に入れてきた知識を、
どう活用して問題を解くのか、
ということを学んでいきます。
○○年に○○が○○政策を打ち出した、
という知識を、
どう使って選択肢の正誤判定や資料の読み取りに
活かしていくかということを勉強します。
また、この期間で、
抜けていた知識も補強してください。
この次の段階は
過去問演習になりますので、
しっかりと知識の精度を
高めていってください。
入ります。
先ほどの一問一答とは異なり、
本番に近い問題で演習を進めます。
参考書については、
大学のレベル別であったり、
問題の形式別などで販売されています。
自分の実力や大学のレベルに合わせて
選んでみてください。
あるいは、
自分の受ける大学の
少し下のレベルの過去問や、
センター試験、共通テストの過去問を
解いてみてもいいでしょう。
これまで頭に入れてきた知識を、
どう活用して問題を解くのか、
ということを学んでいきます。
○○年に○○が○○政策を打ち出した、
という知識を、
どう使って選択肢の正誤判定や資料の読み取りに
活かしていくかということを勉強します。
また、この期間で、
抜けていた知識も補強してください。
この次の段階は
過去問演習になりますので、
しっかりと知識の精度を
高めていってください。
過去問演習:10月~本番
最後の期間は過去問演習です。
各大学5年程度は
解くことが望ましいですから、
しっかりと回していくようにしてください。
またこの時期になると
日本史・世界史だけではなく
英語や数学といった他科目についても
追い込みが必要な時期に入ります。
ですので、
この期間で大切なことは、
長時間できなくとも短時間でいいから、
毎日勉強することです。
こういった暗記科目も、
1日触れないだけで
一気に記憶が抜け落ちてしまいます。
過去問を解くといったものでなく
ノートを見直すとか
そういったことで構わないので、
日にちを空けることなく継続して
学習するようにしてください。
各大学5年程度は
解くことが望ましいですから、
しっかりと回していくようにしてください。
またこの時期になると
日本史・世界史だけではなく
英語や数学といった他科目についても
追い込みが必要な時期に入ります。
ですので、
この期間で大切なことは、
長時間できなくとも短時間でいいから、
毎日勉強することです。
こういった暗記科目も、
1日触れないだけで
一気に記憶が抜け落ちてしまいます。
過去問を解くといったものでなく
ノートを見直すとか
そういったことで構わないので、
日にちを空けることなく継続して
学習するようにしてください。
まとめ
本日は
日本史・世界史の学習スケジュールについて
説明させていただきました。
冒頭書かせていただきましたが、
他科目や受ける大学のレベルなどを踏まえ、
各自でカスタマイズしながら
計画を立てていただければと思います。
できれば、
塾や予備校の講師とも相談しながら
計画立てをしていただけれるといいかと思います。
受験は1週間や1か月といった
短期で完結するものではありませんから、
こういったスケジュールを立て
それに従って計画的に
学習を進めることが大切です。
是非こちら参考に、
計画の作成をしていただければと思います。
オンライン家庭教師として、
学生さま向けには中学受験から高校受験、大学受験、
社会人の方向けにTOEIC・英検といった英語資格や
FP資格試験の指導まで、
幅広く学習のサポートをさせていただいております。
東京都内や埼玉の一部地域では対面授業も可能です。
無料面談・体験授業も実施しておりますので、
お気軽にご連絡ください。
日本史・世界史の学習スケジュールについて
説明させていただきました。
冒頭書かせていただきましたが、
他科目や受ける大学のレベルなどを踏まえ、
各自でカスタマイズしながら
計画を立てていただければと思います。
できれば、
塾や予備校の講師とも相談しながら
計画立てをしていただけれるといいかと思います。
受験は1週間や1か月といった
短期で完結するものではありませんから、
こういったスケジュールを立て
それに従って計画的に
学習を進めることが大切です。
是非こちら参考に、
計画の作成をしていただければと思います。
オンライン家庭教師として、
学生さま向けには中学受験から高校受験、大学受験、
社会人の方向けにTOEIC・英検といった英語資格や
FP資格試験の指導まで、
幅広く学習のサポートをさせていただいております。
東京都内や埼玉の一部地域では対面授業も可能です。
無料面談・体験授業も実施しておりますので、
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