国語、特に現代文の問題を解くのに必要な
「読解力」という力、
皆さまは知っているでしょうか。
ほとんどの方が
聞いたことはあるとは思います。
ただ、その定義を
答えられる人はいるでしょうか。
もちろん私の考えが正解とは限りませんし、
各々の考えがあっていいと思います。
自分の中でぼんやりとでも、
「こんな感じ」というものがあれば
十分です。
本日の記事では、
私の中の「読解力」の定義と、
その「読解力」向上の勉強方法について
解説させていただいます。
「読解力」って??
私の定義は
「文章をスムーズに、正しく理解する力」です。
この「スムーズに」が意外と大事で、
さらにかみ砕いて言うと
「1度読んだだけで」という
ニュアンスです。
つまり、
私の中の「読解力」とは
「文章を1回読んで正しく理解する力」
となります。
正しく文章を理解できる人でも、
何度も読み直して
時間をかける必要がある人は
読解力が高いとは言いません。
受験において、
国語は時間との勝負になることが
少なくありません。
1周読んだ後、
再度ゆっくり読み直すなどという
時間はありません。
1回目文章を読むときに、
文章を読みながら並行して
頭の中でそれまでの話を整理し、
理解をしながら読み進めることが必要です。
もちろん、
理解に時間がかかる箇所が1つ2つあって、
その部分だけを読み直すという程度であれば
大きな問題はありませんが、
1周読み終わった後、
「で、結局何だっけ??」
となるようではダメということです。
では、この読解力向上に向けた学習方法を
解説致します。
「文章をスムーズに、正しく理解する力」です。
この「スムーズに」が意外と大事で、
さらにかみ砕いて言うと
「1度読んだだけで」という
ニュアンスです。
つまり、
私の中の「読解力」とは
「文章を1回読んで正しく理解する力」
となります。
正しく文章を理解できる人でも、
何度も読み直して
時間をかける必要がある人は
読解力が高いとは言いません。
受験において、
国語は時間との勝負になることが
少なくありません。
1周読んだ後、
再度ゆっくり読み直すなどという
時間はありません。
1回目文章を読むときに、
文章を読みながら並行して
頭の中でそれまでの話を整理し、
理解をしながら読み進めることが必要です。
もちろん、
理解に時間がかかる箇所が1つ2つあって、
その部分だけを読み直すという程度であれば
大きな問題はありませんが、
1周読み終わった後、
「で、結局何だっけ??」
となるようではダメということです。
では、この読解力向上に向けた学習方法を
解説致します。
読解力向上に向けて
現代文の読解力向上に向け
必要なトレーニング法ですが、
結論から言うと、
「かたまりごと要約」
という方法です。
具体的なやり方を説明します。
「意味段落」という言葉は
ご存じでしょうか。
一般的に「段落」と言って想像されるのは、
文頭が1文字下がることで
区切りつけているものですが、
それは「形式段落」と言います。
「意味段落」というのは
その文字の通り、
意味ごとに文章を区分けした
各かたまりのことを言います。
ですので、例えば12の形式段落で構成されている文章も
意味段落で分けると3つや4つなどに
なることもあります。
これは、あらかじめ文章に
記載されているようなことではありません。
ですので、
この「かたまりごと要約」というトレーニングは
まず「意味段落」を分けるという
作業から始めます。
そして、その「意味段落」ごとに、
文章を要約してもらうというトレーニングです。
まず、文章を意味で区切ることで、
文章を俯瞰的に理解する力が
身に付きます。
俯瞰的に理解するというのは、
その一文を理解するだけではなく、
全体の中でそれぞれの文章が
どういう役割を果たし、
どのような位置づけなのかを
確認するということです。
そして、
意味段落を要約することで、
各部分の要所を正確に読み取る力を
身に付けます。
この2つの力を身に付けることで、
最初に申し上げた「読解力」を
身に付けることができます。
できれば、
この要約を学校や塾の先生に見てもらい
添削してもらうのがベストです。
ただ、仮にそれができなかったとしても、
このトレーニングは効果があります。
このトレーニングをすることで
全体を俯瞰しながらそれぞれの文章の意味を考える、
要所をとらえながら読む、
これらを癖にすることができるのです。
1回こういった癖をつけることができれば、
後は文章をたくさん読み、
繰り返すことで
徐々に正確に内容をとらえられるように
なってきます。
必要なトレーニング法ですが、
結論から言うと、
「かたまりごと要約」
という方法です。
具体的なやり方を説明します。
「意味段落」という言葉は
ご存じでしょうか。
一般的に「段落」と言って想像されるのは、
文頭が1文字下がることで
区切りつけているものですが、
それは「形式段落」と言います。
「意味段落」というのは
その文字の通り、
意味ごとに文章を区分けした
各かたまりのことを言います。
ですので、例えば12の形式段落で構成されている文章も
意味段落で分けると3つや4つなどに
なることもあります。
これは、あらかじめ文章に
記載されているようなことではありません。
ですので、
この「かたまりごと要約」というトレーニングは
まず「意味段落」を分けるという
作業から始めます。
そして、その「意味段落」ごとに、
文章を要約してもらうというトレーニングです。
まず、文章を意味で区切ることで、
文章を俯瞰的に理解する力が
身に付きます。
俯瞰的に理解するというのは、
その一文を理解するだけではなく、
全体の中でそれぞれの文章が
どういう役割を果たし、
どのような位置づけなのかを
確認するということです。
そして、
意味段落を要約することで、
各部分の要所を正確に読み取る力を
身に付けます。
この2つの力を身に付けることで、
最初に申し上げた「読解力」を
身に付けることができます。
できれば、
この要約を学校や塾の先生に見てもらい
添削してもらうのがベストです。
ただ、仮にそれができなかったとしても、
このトレーニングは効果があります。
このトレーニングをすることで
全体を俯瞰しながらそれぞれの文章の意味を考える、
要所をとらえながら読む、
これらを癖にすることができるのです。
1回こういった癖をつけることができれば、
後は文章をたくさん読み、
繰り返すことで
徐々に正確に内容をとらえられるように
なってきます。
【参考】読書で国語の点数アップは可能!?
結論から申し上げると、
「間違いではない」と思っています。
大量の文章を読んでいれば、
自然と読解力は身についてきます。
よく小学生の読書は物語で、
受験で出題されるのは
説明文や随筆文が多いため、
必ずしも読書量とは比例しない、
といった主張をされる方もいますが、
もっと大枠で、
「日本語を読んで内容を理解する」
という行為は物語でも説明文でも
変わりません。
であれば、
読解力向上には読書をすればいいのか、
と聞かれると、
それも少し違うような気がします。
この理由を一言で言うと、
国語の点数アップのための読書、
と考えると
効率が悪いからです。
私も以前塾で担当させていただいていた生徒さまに、
国語だけ異常に得意で、
常に模試の全国ランキングに載るような
生徒さまがいらっしゃいましたが、
その方は非常に読書家でした。
ただ、
その読書量は圧倒的です。
正直、桁が違います。
最低でも週に1冊読むということでした。
受験生に、
普段の勉強に加え
週に1冊本を読むような時間はありません。
読書量で成績をあげているような生徒は、
読書を勉強だとは思っていません。
完全に趣味・娯楽です。
だからこそ、
たくさんの本を読むことができるのです。
戦略的に読解力を上げようとするならば、
読書ではなく
読解力を上げるためのトレーニングを
積む方が効率がいいと私は考えています。
「間違いではない」と思っています。
大量の文章を読んでいれば、
自然と読解力は身についてきます。
よく小学生の読書は物語で、
受験で出題されるのは
説明文や随筆文が多いため、
必ずしも読書量とは比例しない、
といった主張をされる方もいますが、
もっと大枠で、
「日本語を読んで内容を理解する」
という行為は物語でも説明文でも
変わりません。
であれば、
読解力向上には読書をすればいいのか、
と聞かれると、
それも少し違うような気がします。
この理由を一言で言うと、
国語の点数アップのための読書、
と考えると
効率が悪いからです。
私も以前塾で担当させていただいていた生徒さまに、
国語だけ異常に得意で、
常に模試の全国ランキングに載るような
生徒さまがいらっしゃいましたが、
その方は非常に読書家でした。
ただ、
その読書量は圧倒的です。
正直、桁が違います。
最低でも週に1冊読むということでした。
受験生に、
普段の勉強に加え
週に1冊本を読むような時間はありません。
読書量で成績をあげているような生徒は、
読書を勉強だとは思っていません。
完全に趣味・娯楽です。
だからこそ、
たくさんの本を読むことができるのです。
戦略的に読解力を上げようとするならば、
読書ではなく
読解力を上げるためのトレーニングを
積む方が効率がいいと私は考えています。
まとめ
本日は読解力向上のトレーニング方法を
解説させていただきました。
国語、特に現代文は
点数の上げ方、勉強の仕方が
わからないという人が
非常に多い科目だと思います。
しかし、他の科目と同様に
現代文にも解き方はありますし、
その解き方を身に付けるための
勉強法はあります。
もし迷われている方がいらっしゃいましたら、
私でなくて構いませんので、
塾や学校の講師に相談してみてください。
オンライン家庭教師として、
学生さま向けには中学受験から高校受験、大学受験、
社会人の方向けにTOEIC・英検といった英語資格や
FP資格試験の指導まで、
幅広く学習のサポートをさせていただいております。
東京都内や埼玉の一部地域では対面授業も可能です。
無料面談・体験授業も実施しておりますので、
お気軽にご連絡ください。
解説させていただきました。
国語、特に現代文は
点数の上げ方、勉強の仕方が
わからないという人が
非常に多い科目だと思います。
しかし、他の科目と同様に
現代文にも解き方はありますし、
その解き方を身に付けるための
勉強法はあります。
もし迷われている方がいらっしゃいましたら、
私でなくて構いませんので、
塾や学校の講師に相談してみてください。
オンライン家庭教師として、
学生さま向けには中学受験から高校受験、大学受験、
社会人の方向けにTOEIC・英検といった英語資格や
FP資格試験の指導まで、
幅広く学習のサポートをさせていただいております。
東京都内や埼玉の一部地域では対面授業も可能です。
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